今夜からmotoGP開幕である。
開幕戦は中東カタールのドーハ。しかも初の試みとなるナイトレースだ。
そもそもナイトレースの構想が勃発したのは、中東という砂漠地帯でレースを行うということから、日中50℃を越すと言われる過酷な環境を回避するため、日差しのない夜間に行うというアイデアだった。
ところが、4月くらいまでは比較的過ごしやすい気候であることが分かり、ここ数年は3月~4月開催で事なきを終えていたのだが・・・4輪F1もmotoGPに負けじとナイトレース構想(シンガポール)が起ってきたことなどからか、ライダーやマシンの負担を回避するためのナイトレース構想が、いつの間にか「世界初のナイトレース興行」へと変化してしまった。
しかもこの時期は寒い・・・もちろん時差の関係で日本時間は月曜日のAM5 : 00スタートというムチャぶり。各国で絶大な人気を誇るヨーロッパでのテレビ放映は、日曜日の夜 9 :00 ~という時間帯なので、日曜日のゴールデンタイム辺りを狙ったのは想像が付くが・・・。
照明設備の充実から、ライダー達の否定的な不満は出ていないようだが、何より想定できない事態もあるだろうから、無事に魅力的なレースとなることを祈りたいものだ。
個人的な興味は、多くの生命活動が寝静まり返った深夜の時間帯、サイレンサーの無いmotoGPマシン全車が全開走行をした時、一体どのくらいの距離まで音が届くのだろうか? その場合地表面での距離ではなく、高さの距離を測定したいものだ。
高度50000m(50km)以上は届くような気がするのだが・・・これって宇宙へのメッセージ??
いや待てよ、空気のない宇宙なので「音」は存在しないのか? 空気の振動が伝わらないと
無理だからなぁ~・・・成層圏辺りが限界か?
写真はここまでの内容には一切関係ない。
何がっ? って、モアイ像である。
http://www.pmiyazaki.com/sunmesse/
イースター島のレプリカだそうだ。この像も宇宙へのメッセージだったのだろうか・・・