SBK Assen ...
SBK Assen が終わった。
今年はレギュレーションが変わり、DUCATIのマシンが1200ccにアップされているので、4気筒1000cc勢は苦戦気味。でもレースは混戦なので、見る側にとってはレースの醍醐味が増していて楽しめる。
チャンピオンシップ・・・ハガノリは残念ながら水をあけられてしまっている。転倒ノーポイントが幾つかアリ、追い上げを期待したいところなのだが、今回の Race 1 、また転んだ。
SBKのレースは、各ラウンド 2 レースあり、1日に 2 回レースを戦う必要がある。もちろん怪我などをしてしまえば大きなビハインドを追うことになるし、逆の立場ならば大きく追い上げることも可能になるので、毎レース目が離せない。いやそれ以上に、ライダー達もレースを楽しんでいることが伝わってくるので、見るスポーツとして純粋に楽しめるのかも知れない。
そしてSBKのライダー達は非常にエキサイティングだ。使用するタイヤがワンメイクであること、そしてそのタイヤがハズレを引くこともあるなど、不確定要素がたくさんある事が影響するのか? とにかく行ける時には徹底的に攻めてくる。もちろんぶつかるのは当たり前だし、マシンというよりも人間臭い戦いが露骨だからだ。
今年のSBKは、Web サイトでリアルタイム観戦が自由になった。
http://www.worldsbk.com/pubb_EN/index.php
昨年までは有料だったのに、今年は大盤振る舞い♪ 土曜日のスーパーポールもレースも見放題♪ そして日曜朝、是非見て欲しいのは ST1000 というカテゴリー。YZF-R1 などスーパースポーツが、狭い改造範囲で戦うレースは、SBK以上に「狂った」奴らがしのぎを削る。こういった中から這い上がってくる奴らは、ただ者じゃない・・・と感じさせられる。これらのレースは、後日でもダウンロードして見る事が出来るので、時間があるときにでも観戦をお勧めしたいところ。
写真は、オランダ・Assenのコースが改修される前のヘアピン。'95 に、故 永井康友が事故に巻き込まれた場所だ。私は'05 年に訪れた際、日本の缶ビールを持っていった。そしてレースが行われる前日、私は暫くそこで時間を過ごした。色々な事が頭を過ぎったが、モータースポーツを愛するものとして、誇りを持ち続けたいと改めて思った。
永井の後輩に当たるハガノリ。今年も熱いハートで追い上げて欲しいと願っている・・・。