鈴鹿8耐
今年も熱い8耐が終わった。
いやぁ~本当に暑かった・・・
今年も海外から8チームもの参戦があり、現場のサポートとして現地入りしたのだが、終わって見れば彼らの耐久レースに対するスキルは見習うべきところがたくさんあるように思えた。確かに繊細で綿密な日本人のスタイルとは違うが、結果としてポイント圏内に残っている事からその意味は理解できるのではないだろうか。
今回一番驚いたのは、あるチームの機材を運ぶためのクレーツ。到着して準備に取り掛かり開梱・・・見事に各パーツごとにラップされたスペアパーツ軍を見て、「さぞかし几帳面なチーフメカニックがいるのだろうな」と思ったら、マシンが無い??ん??違う!! 何とこのチーム、バイクを全部バラバラにして箱詰めしてきたのだった・・・恐るべし耐久世界選手権。
すかさず聞いた・・・「レースが終わったら、またバラして帰るのか?」。「もちろん♪」
8時間のレース後、疲れたチームスタッフは休む間もなく機材撤収とマシン解体→パーツごとに梱包・・・翌朝早朝帰国。本当にご苦労様です。
彼らは2週間後、ドイツのオーシャスレーベンというサーキットで、また8時間耐久レースとなる。日本では一大イベントが終了だが、彼らはまだまだ続くのであった・・・。
帰り際、このうちのあるチームから「うちのチームで走らないか? 」という話があったが、もちろん即座に断った。だって長時間は疲れるじゃない・・・。
熱い夏は、また来年さ。
http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/8tai/