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2008年7月

2008年7月29日 (火)

鈴鹿8耐

 

 

今年も熱い8耐が終わった。

いやぁ~本当に暑かった・・・

今年も海外から8チームもの参戦があり、現場のサポートとして現地入りしたのだが、終わって見れば彼らの耐久レースに対するスキルは見習うべきところがたくさんあるように思えた。確かに繊細で綿密な日本人のスタイルとは違うが、結果としてポイント圏内に残っている事からその意味は理解できるのではないだろうか。

今回一番驚いたのは、あるチームの機材を運ぶためのクレーツ。到着して準備に取り掛かり開梱・・・見事に各パーツごとにラップされたスペアパーツ軍を見て、「さぞかし几帳面なチーフメカニックがいるのだろうな」と思ったら、マシンが無い??ん??違う!! 何とこのチーム、バイクを全部バラバラにして箱詰めしてきたのだった・・・恐るべし耐久世界選手権。

すかさず聞いた・・・「レースが終わったら、またバラして帰るのか?」。「もちろん♪」

8時間のレース後、疲れたチームスタッフは休む間もなく機材撤収とマシン解体→パーツごとに梱包・・・翌朝早朝帰国。本当にご苦労様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らは2週間後、ドイツのオーシャスレーベンというサーキットで、また8時間耐久レースとなる。日本では一大イベントが終了だが、彼らはまだまだ続くのであった・・・。

帰り際、このうちのあるチームから「うちのチームで走らないか? 」という話があったが、もちろん即座に断った。だって長時間は疲れるじゃない・・・。

熱い夏は、また来年さ。

http://www.mobilityland.co.jp/result_s/2008/8tai/

 

 

 

 

 

 

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2008年7月18日 (金)

真夏のアップグレード

 

やっとドライコンディションで走れた。が、しかし暑かった・・・

それよりも、久しぶりのスリックタイヤ装着で走った感想は、「あぁ、そうなんだよな・・・グイグイ前に進む感じはストッククラスのタイヤとは大きく違うな。昔はこうやって走ってたっけ・・・」などと、走り方を思い出しながらの走行だった。

昨年は市販のR1で、レース用のECU(エンジン制御コンピュータ)とエキゾーストだけで、どのくらい走れるか? を検証して見たくて、最終的には溝付きタイヤでJSB1000クラスのレースにエントリーした。その目的はある程度達成したので、今年は各所をアップグレードしている。もちろんタイヤもツルツルのスリックタイヤだ。それに伴いタイムも大幅にアップするはず? なので、本格的にトレーニングをしなければならない・・・と考えている・・・だけである。

 

来週は、いよいよ8耐だ。こんな暑さの中で走るライダー、そして走らせるスタッフ~の方々、本当にご苦労様です・・・。

今年も世界耐久選手権(ワールド エンデュランス チャンピオンシップ)を戦うチームが多数参戦来日する予定となっている。彼らとは昨年初めて知り合ったが、チーム独自のアイデアで、タイヤ交換用のシステムを考案していたり、給油の手順などを含めた手際の良さは、「さすが奮闘しているな」と感じさせられた。日本のプライベートチームも固定観念だけでなく、色々なアイデアでレースに挑む心が大切かもね。

ファクトリー系のチームも、準備とプレッシャーが大変だろうけど、観戦する我々にとってはワクワクするレースを期待したいと思う。是非お気に入りのチームを決め、そのチームの動向をじっくりと観戦してもらいたい。決勝レースを走るチーム全てに、それぞれのドラマがあるはずだから・・・。

さぁ、暑さ対策でサウナでも入ってこようかな。

 

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