年の瀬に色々あった
関根と名づけた・・・
話せば長くなるが、原付の登録へ行ったら書類不備で断られ、帰りに道端で保護した。Twitter ならば充分伝えられる要約レベル。
問題の日はクリスマスイブ、しかも真昼間だ。コイツ、幹線道路脇の植樹されているところで道草を食っていやがった。前記した内容により、やや御立腹状態でチャリで走っていたところ、何かが居る気配を感じたものの理解できず、5mほど通り過ぎて止まり、そして振り返ったら居た!!
野良ウサギ?? 最初はリスかと思ったが、ちょっとデカイ・・・それより、数メートル脇を大型トラックなどがひっきりなしに走っている環境なので危険キマワリない。近くを見渡すが、飼い主らしき人物も民家もなさそうだったので、ジャケットのファスナーを開け放り込んだ。当然だが懐内にて暴れていた。
あまりに突然の出来事だったが、ドキドキしている自分と、ついさっきまでイライラしていたはずの自分が妙に可笑しかった。そしてもちろん、衝撃を少しでも伝えないようにチャリは立ち漕ぎで帰った。その時に思いついたのが「関根」だった。
実は今年、14才のネコが亡くなった。そしてその後を追う様に15才だった犬も亡くなった。命に対して色々考えさせられたが、考えても何も解決には至らないこと。現実は現実・・・。しかしだ、こんなタイミングでコイツに出会ったのは何かの縁? サンタ? 苦労する?? まぁいいや、とにかく事務所に居座ることになった。オスだかメスだか、種類だって分らないままだが・・・。
写真は'10モデルのYZF-R6。マッサラの新車だ。ここ最近でのヨーロッパ市場は白が人気だとか。確かに新鮮な気もする。んでもって走り回った。グイグイグイグイグイグイグイグイと。
しかし何時見ても挑戦的だよな、コイツの顔は。この日は天気が最高に良くて、時間はあっという間に過ぎ去り、気が付いたら月が出ていた。
お月様の明かりでサーキットを走るのなんて生涯始めての経験だ。しろ、白、ホワイトが月明かりに照らされて、何だか妖艶な雰囲気がした。まぁ走っている自分には見えていない訳で、気がした・・・なんていうのもテキトーな話したが。
そしてブルーなコイツ
クルーザーって言うんだよね、最近は。アメリカンじゃないんだ・・・。日差しを浴びるととても綺麗な色を発色していた・・・ん? 「色を発色」は、おかしいぞ、発色でいいはずだ。もとい、綺麗な発色をしていた。重量も軽いので、カラーリングから受ける印象のまま軽やかに走る。上のホワイトとは全く正反対の性格だが、コイツに乗ると気持ちが「おおらか」になっていく気がする。そう! 気がする。これもテキトーな話だけど、「気」は間違いなくそのように感じている訳だ。「気は心」って言うじゃない。大切なんだよ気持ちは・・・。
楽しむってどういうことだろう? 人に優越感を与えるような事が自分の満足であり「楽しみ」として感じる人もいるだろうけど、それって? 個人的には何かに没頭できる事や、そこでなし得た達成感って言うのが、結果的に言葉では言い表せないほどの「楽しみ」として実感する物なんじゃないだろうか・・・。色々な楽しみ方ってあるだろうけど、楽しみから幸せが生み出されれば最高だよな。難しいけど。
で、今年最後に走った。ツルッツルタイヤ。スゲー楽しいバイクになっていた。何人かが乗り、同じような気持ちになったと言っていた。そぅ、そんな「気」がしたらしい。だが所詮「気」だ。だけども「気」って、とても大切だと思う。「その気」がなければ何も始まらないし生まれない。人の心を動かすバイク・・・そんなコメントを聞いて幸せを感じた。
これで良いじゃん。
Marry Christmas & Happy New Year!!
良い新年を・・・