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2010年1月

2010年1月18日 (月)

そしてボクは途方にくれる

やっと登録した。

そして・・・VOX に BOX を付けた。何せこのスクーター、Arai のジェットヘルメットがシート内に入らないので、ある意味仕方なく。

取り付けには慎重を期したが、基本的には取り付け不可だと思う。シート全体の剛性が足りず、重量物には向かない。基本的には駐輪する時のヘルメット保管場所みたいな使い方に徹することにした。

取り付けしていて思い出したコイツの存在・・・

http://www.honda.co.jp/collection-hall/2r/457.html

スクーターのシート内にメットイン !! 当時としては画期的なアイデアだったが、どうもデザインに無理があって人気は出なかった。が、そのアイデアだけは今では当たり前となっている。そんな先駆者だった。box'n とは、わかり易いネーミングだとは思うが・・・

 http://video.aol.com/video-detail/yamahaboxn-1986/1431951523

この頃のスクーターのエンジンレイアウトは、シリンダーが直立していたからだと思うが、シート下のスペースがなく、仕方無しにこんなデザインとなったのだろう。今では殆どのエンジンは前倒し形状なので、スペースが確保し易いはず。こんなアイデアが時代を変えていくものなんだな・・・。

ヘルメットといえば、ヨーロッパモデルのスポーツバイクにはヘルメットホルダーが存在しない。理由は簡単、バイクにヘルメットを置いておくと、間違いなく無くなる ! セキュリティーを考えると、必ず手持ちするべきなんだ。日本は比較的安全かもしれないが、こんな治安は他国では皆無といって良いほど。高価なヘルメットこそ大事にしたいものだね。

しかし、逆輸入モデルを日本で乗る場合、やはりヘルメットホルダーは欲しい。

http://www.webike.net/sd/1512082/100011001122/

宣伝する気は無いが、知らない人も意外といたりする。まぁ個人的には、バイクから離れる時、ヘルメットは持ち歩くようにしている。やはり心配だし、イタズラされたり、雨が降ったりで内装にダメージを負うのも嫌だから・・・。

ヘルメットで言えば、出張する際の手荷物としても、ヘルメットだけは手持ちにしている。もちろん海外移動でも・・・誰がどんな扱いをするか分らないし、もし手元に戻らなかったら仕事にならない。だから自分の目の届かないところへ置く気にはなれないのだ。その理由の本意は、何度も命を守ってくれたヘルメットを、決して粗末に扱いたくない ! という心理が一番かもしれない。

http://www.studiokome.com/

25年以上、ヘルメットのペイントをお願いし続けている。その昔、急遽グランプリ参戦が決まった時、シーズン開幕の忙しい時期に無理して数個まとめてペイントしてもらった。凝ったデザインだったので、時間の無い中、本当に大変だったと思う。そのひとつひとつに作者の思いが込められ、同時に急遽徹夜で作ってもらったレザースースも手持ちで飛行機に乗った覚えがある。多くの人に支えられ、決してひとりでスターティンググリッドに並んでいるのではない ! と、その時改めて感じた。それ以来「作品」と読ばせて頂いている。

 

話が飛んだが、いろいろな製品作りには、多くの人の思いが込められており、そういうバックグラウンドを踏まえると粗末に扱えないハズなんだね。ただし、中にはテキトーに作られていたり、明らかにコピー品っぽかったり、そして軽薄であり得ないような作りの場合は気持ちが入らない・・・例えば爪楊枝やマッチ棒など、1回こっきりで使い捨ててしまうようなものならば仕方ないが、本来は良い製品を吟味し、そして作り手に失礼の無いように末永く使いたいものだと思う。

で、VOX にBOX を付けてしまって、Vox'n になってしまったが、これはデザイナーの意志に反する行為だと思っている・・・ごめんなさい。でもね~、お気に入りのヘルメットだけはキチンとメットインしたかったのよ~。

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2010年1月 4日 (月)

A Happy new year !

A Happy new year ! 

年が明けた。明るい話がない時代だが、気持ちだけは前向きでいたいと思っている。「気は心」・・・を逆手に取り「心は気」。そういう心を持っていれば、気持ちもそうなるんじゃないかと。ネガティブな心を持っていると、気持ちもネガティブになり兼ねない。だから心をポジティブに持っていたいと思うのだ。

最近の年越しは山篭り。仲間と食材、バイクを持ち寄り、気兼ねなく走り回り、そして食べる。

バイクに乗ると、それは現実の時間でありながら現実の世界(日々の)から解き放たれる。それだけ夢中になれる時間をもたらせてくれるのだ。それが良い。もちろんそれが仲間との時間となれば更に◎。

その極めつけは体調が優れないとき。仕事や日々の生活でのストレスなど、気が付かないうちに「心が病んで」しまっていると感じたら、時間を作ってバイクに乗る。数時間で良い。すると不思議と体調が戻る。頭痛や少々の風邪気味だって治る(と思っている♪)。 

注* これはあくまでも個人的な意見であり、人によって得られる効果は違います。

 

今年の年越しは幻想的だった。予報どおり31日夕方から降り出した雪は「あっ」という間に積もりだし、元旦の朝には真っ白な世界を提供してくれた♪ もちろん! こんなタイミングはメッタにないぃぃぃ!!!!!!! と、まさしく朝メシ前、ライディングウェアに着替えて繰り出した。バイクで新雪のダートを走り回る爽快感は、暖かい地方に住んでいると無縁。まぁ普通は雪が積もっているところへ自らバイクで繰り出そうとはしないものだが・・・

 

そしてハシャギ過ぎた。「雪上でのモトクロスタイヤは無敵」を知る者としてでも過信しすぎた。雪の下は凍っていた・・・滑るリアタイヤはまさしく「まるで氷の上のよう」。一気に流れるリアタイヤに素早く反応した左足、そして滑って流れていくTT-R125LWE(ここはあえて正式名)。スピンするように回転して倒れこむマシンは、地を捉えている左足ふくらはぎ裏側を許容以上に引き捻り、聞こえたのは「ぐじゃぁ~」という腱が悲鳴を上げる音・・・少し足が伸びた。

これ以上足が伸びては困る。まずレザースーツのサイズが合わなくなる。先日新しいのが出来上がったばかりだし・・・。今日はこのくらいで・・・他のもの者にバトンタッチ。ビッコ引きながら「雪の下にある石、木、氷に気をつけて」と、妙に説得力のある注意を促して。

 

すると俺以上だった・・・コテージから出て行ったものの、仲間が心配して見に行ったほど帰って来やしない。オフロードでトコトコ走り回ると、風を切らないのと運動量があることから寒くないどころか暑いほど。これが不思議なんだが、だから何時までも乗っていられるし楽しい♪ 時間を忘れて走り回っていたらしい・・・。恐るべし健在。

そんなこんな年越しだったが、今年は新しいカテゴリーのレースも始まる事となり、新たなチャレンジもスタートとなる。どんなに厳しい時代であれ、夢を持ち続け、夢を追い求めていたいと思う。バイクの面白さが無限だということを、多くの人達と・・・

皆さんも良い年となりますように♪

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